ADVOCACY

ADVOCACY

概要

SDGs Youth Summitの一環として、「SHAPE the CHANGE: Youth-led Advocacy Towards the SDGs」と題し、
若者主導の政策提言を策定する中期プロジェクトを実行しました。
このプロジェクトの目標は、主に以下の2点です。

  1. 若者手動でアドボカシーを行い、日本の若者の声を政府に対して、ないしは国際社会の舞台で発信する。
  2. 若者個々人の意識を高めてアクションにつなげること

執筆作業はすべてオンラインで行われ、国内外・学年(または社会人)問わず
様々なユースが本提言書の作成に携わりました!

提言書には、国内のSDGsの取り組みに対する包括的な提言が取りまとめられており、
とりわけ働き方、環境、包摂的な社会、政策ガバナンスなどをテーマに、
2030年アジェンダの達成に向けて改めて政策とその結果を若者の視点から
定量的・定性的に評価や意見をしています。

日本政府が発表するVNR(自主的国別レビュー)に若者の意見も反映してもらえるよう、
VNRの執筆および国内のSDGsの取り組みを管轄されている
外務省の吉田地球規模課題総括課長へ提出しました!

手交後の意見交換会では、吉田課長から「ユース世代の考え・取組はSDGs達成のために不可欠であり、提言書はしっかりと受け止め、 関係省庁にも共有する旨述べると共に、今後もユース世代との意見交換を継続していきたい」というコメントをいただき、政策意思決定の場における若者の存在感を発揮することができました。

詳しくは6月13日、
SDGs Youth Summit当日の
Opening Remarks
をお楽しみに!

Shape the Change
~ youth-led advocacy towards SDGs~

前文では、今年はポストコロナ・ウィズコロナの時代・HLPFでは日本がVNRの発表・ 2030アジェンダの期限まで10年を切ったりと、様々な側面において今までを見つめ直す、 そして今まで以上に変化やアクションが求められる節目の年であることを強調しています。

主文では、バックキャスティングという思考法に基づき、 私たち若者が思い描く将来の理想像を起点に、現状の社会課題やSDGsの進捗状況から 逆算して必要なアクションについて提言しています。

その中で、第1章ではHLPFのフォーカスゴールを意識した3つの分野(以下参照)における SDGsの達成に向けての提言、第2章は政策意思決定やモニタリンッグ体制などガバナンスに 対する評価と提言となっています。

第1章

  1. 働き方に関する提言(職場でのジェンダーバランス、就活ハラスメント、正規雇用・非正規雇用の格差等)
  2. 環境分野に関する提言(生物多様性、気候変動対策等)
  3. 包摂的な社会に関する提言(ジェンダー問題、包摂的な教育制度、医療アクセス、人権等)

第2章

  1. 政治分野における女性・性的マイノリティの参画と包含の提言
  2. SDGsのフォローアップ・レビューにおける若者の参画に関する提言
  3. 日本のSDGsモニタリング体制における指標とデータの充足性と細分化に関する提言

また、4月下旬に行われたSDGs円卓会議では、JYPSが加盟しているSDGs市民社会ネットワーク/ SDGs Japanの代表者を通じて、本提言の内容を円卓会議構成員が担当しているVNRドラフトの部分にもイ ンプットをして頂きました。

本政策提言活動は、日本のSDGsフォローアップレビュープロセスへの若者の参画を実現する上で一つ の大きな成果となりました。5月から6月にかけては、若者世代のSDGsに関する意識向上とアクションの促 進を目指し、VNRに対するパブリックコメントの集約や提言書のキャンペーンなどを通して引き続き活動し ていきます。



Shape the Change & Choose Your Future
Japan Youth Platform For Sustainability

 

主催:持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム
(Japan Youth Platform for Sustainability) (JYPS)

このイベント・ウェブサイトは地球環境基金の助成事業です。
タイトルとURLをコピーしました